エモいでだいたい解決する。

映像作品、写真、本、服飾、音楽、アート

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

青春の思い出って目を凝らしてみれば灰色『桐島、部活やめるってよ。』

あさひです。 思い出になった途端、記憶ってなんであんなに美化されちゃうのかな。 当時はつまらないことも辛いことも確かにあったはずなのに いつの間にか忘れる。 結局、汚いものには蓋をしながら生きてるんだよね。 学生時代の思い出もそう。 誰かに嫌わ…

大人までの道、それはペンギンハイウェイ

夏の終わりかけ、映画ペンギンハイウェイをみた。 ペンギンハイウェイ、原作は森見登美彦。 今作も森見ワールド全開で、満腹満足。 そして、おっぱい。 人はいつか死ぬ。少年は頭がいいから、それがしょうがないのはわかってる。 お兄さんだから、妹を抱きし…

言ってほしい言葉は大体ヤバTが言ってくれる

あさひです 理不尽な扱いに腹が立ったとき 理想と現実のギャップに不甲斐なくなったとき 何もうまくいかなくてやるせなくなったとき 元気付けてくれるのは、バカみたいに明るい無責任な言葉だったりして。 かっこいい楽曲にクソくだらない歌詞 なんなのこい…

クソみたいな世界のゴミカスは銀杏BOYZ聴いてシコって寝ろ

クソしかいないよな クソみたいなやつらがクソのグルーヴでクソを量産して ゴミカスが、俺らをゴミカスの一部にしようとする クソはクソの上澄みをすすってクソをクソのクソにする クソたちはどうせ嘘も空想もわかんないんだろうな まあ 俺には銀杏BOYZがつ…

卒業間近の「あの」気持ちの辞書『夜のピクニック』

あさひです。 今日紹介するのは夏の青春小説の金字塔『夜のピクニック』 夜のピクニック (新潮文庫) 作者: 恩田陸 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2006/09/07 メディア: 文庫 購入: 13人 クリック: 150回 この商品を含むブログ (651件) を見る 高校生活最…

全部が絡まって、君の背中を蹴りたい。

インターネットです。 それは、関心とか安っぽいものじゃなくて、愛情みたいなベタベタしたものでもない。 この気持ちは、何だろう。 その人の魅力に惹かれているのか興味があるのか。 私の、そんな妙な気持ちを加速させる人が、たまにいる。 「蹴りたい背中…

人間の可愛い醜さ クリープハイプ『炭、酸々』

あさひです なにか嫌なことがあった日、感傷に浸って帰り道を歩く。 どうして自分ばかりとか、自分は可哀想だなとか気分的には悲劇のヒロイン。 そのまま何事もなく家まで辿り着ければ無問題。 ドラマチックな帰り道で完結する、のに。 そういう時に限って、…

夏、ノスタルジックの加速 映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』

インターネットです。 これをみなくちゃ夏始まらんっしょっていう、作品。 ぼくたちと駐在さんの700日戦争 発売日: 2013/11/26 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る 1979年、とある平和な田舎町。ママチャリ率いる「ぼくたち」7人は、気ま…

卒業してから気づく学生のエモさ 小説『キケン』

あさひです。 学生ってなぜか熱意に溢れてる。 体育祭だの文化祭だの部活だの。 こんなこと言ってしまえば無意味なこと。 ただの学校行事で、たかが部活。 でも損得なんて考えない、何のためかなんて考えないのが学生。 無意味なことを一生懸命やれるのって…

サラバあの日のエモみ バンド『The SALOVERS』

インターネットです。 夏の夕方、外で音楽を聴くのが好きだ。まるで自分がなにかの主人公であるかのように、映画で言えば、画面の真ん中を陣取るように、肩で風をきるように、歩く。音楽は自分をちょっと強くしてくれる。ちょっと、切なくしてくれる。誰もい…

残されたものと、去る者のエモさ 映画『サマーウォーズ』

こんちわ、あさひです。 先日、私の祖父が死んだ。 近い身内を亡くすのは、物心ついてから初めてのことだった。 祖父は、実家から離れている私と長兄が病院に着くのを待っていたように、私たちが到着してまもなく家族全員に見守られて亡くなった。 祖父が亡…

エモさの暴力で死ぬ 映画『リンダリンダリンダ』

こんにちは、インターネットです。 今回紹介する作品は、日本の青春映画の名作、エモーショナルの暴力、ノスタルジーの大渋滞とでもいいましょうか。 ネタバレを含みますので、ご注意を。 リンダ リンダ リンダ 発売日: 2013/11/26 メディア: Amazonビデオ …