大人までの道、それはペンギンハイウェイ
夏の終わりかけ、映画ペンギンハイウェイをみた。
ペンギンハイウェイ、原作は森見登美彦。
今作も森見ワールド全開で、満腹満足。
そして、おっぱい。
人はいつか死ぬ。少年は頭がいいから、それがしょうがないのはわかってる。
お兄さんだから、妹を抱きしめてあげないと。
でも、やっぱり、まだ子供。
そういうゆらゆらを経験して、成長してくんだな。
少年は、謎が解けたあのとき、たしかに大人に近づいてた。
少年が大人になるまで、あと3000日とちょっと。
あと何回、夏があるんだろう。
どんな物語が待ってるんだろう、どんな夏が待ってるんだろう。
お姉さんと過ごしたこの夏みたいな夏は、もう一度あるのかな。
森見登美彦の不思議。
彼の話を聞くと、現実と空想の区別がつかなくなる。
この世界がなんでもありみたいに思えてくる。
彼の世界が、実在するかもって、淡い期待。
そんなはずないのに、そんな気にさせられる。
夢見させられる。
この世界のどこかで四畳半の部屋に住むあの人がいて、
先斗町を歩く乙女がいて、
そして、街を歩くペンギンがいるのかもって。
小さい時、近所の森でよく遊んでいた。
入り口から、世界がすっかり違うように見えて、不思議だった。
あの森にも、ペンギンいたのかな。
夏の思い出がもう一つほしい人は、ぜひペンギンハイウェイを。
インターネットでした、さらば
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