エモいでだいたい解決する。

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この夏は人生の糧 ガガガSP『線香花火』

あさひです。

 

私の夏は今日で終わり。

 

終わりですよってときに、ふと振り返ると

 

夏っていつの時代も輝いていたことに気づく。

 

 

小学生の頃は、地元の小さな祭りに

 

お小遣いの1000円を握りしめてわくわくしたし、

 

中学生の頃は、暑い暑いって愚痴りながら

 

仲間と毎日部活に行ったし、

 

高校生の頃は、自分のちっぽけさを知らないままに

 

自分勝手な夢を描いてみた。

 

 

そして今年は、

 

なんだか夢みたいな夏だった。

 

 

決して楽しいことばかりじゃないけど、

 

私の人生はそんなに順風満帆なものではないけど、

 

私は、思い出すと胸が苦しくなるような

 

目の奥が痛くなるような夏を知っている。

 

 

 

夏って不思議な季節で、いつも少し現実離れしてる。

 

夏が終われば、私たちはまた現実の中へ放り込まれる。

 

辛いことも苦しいこともたくさん思い出して

 

また自分に自信がなくなって

 

真っ直ぐ立っていられなくなってしまったとき、

 

この夏のことを思い出そう。

 

過去を振り返るなんて時間の無駄かもしれない。

 

ただの現実逃避かもしれない。

 

それでも、自分が輝けた夏の記憶は、

 

今の自分まで照らしてくれる気がするから。

 

 

私の夏は今日で終わる。

 

終わっちゃうけどやっぱりちょっと名残惜しいから、

 

寂しいから、

 

もう一本だけ線香花火に火をつけよう。

 

そして現実を生きる私を少しだけ照らして欲しいな。

 


ガガガSP「線香花火」

 

 

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あっという間に夏が終わって、最後の花火。フジファブリック『若者のすべて』

今年の夏はどうだった。

 

 

茅ヶ崎のビーチでサザンオールスターズを聴いて、

 

酔って、夜に外に出て写真撮って、

 

地元の田舎で甲子園みて、

 

リンダリンダリンダで感性爆発させて、

 

サマーウォーズで遠い家族を想って、

 

桐島、部活やめるってよでもう戻れない時代に傷心して、

 

僕たちと駐在さんの700日戦争でやっぱ夏好きって思って、

 

 

今夜、夜のピクニックに出かけるよ。

 

これで夏は、終わり。

 

世間が平成最後の夏って騒いでるからなのか、

 

10代最後の夏って心のどこかで思ってたからなのか、

 

なんだか、とっても寂しいよ。

 

僕って、寂しい気持ちに寂しいものをぶつけるのが好きだから

 

今夜これかな

 

はあ

 

最後の花火に、今年もなったな

 

いつまでも大切な思い出って言える夏の終わりに。

 

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青春の思い出って目を凝らしてみれば灰色『桐島、部活やめるってよ。』

 あさひです。

思い出になった途端、記憶ってなんであんなに美化されちゃうのかな。

当時はつまらないことも辛いことも確かにあったはずなのに

いつの間にか忘れる。

結局、汚いものには蓋をしながら生きてるんだよね。

 

 

学生時代の思い出もそう。

誰かに嫌われたくなくて卑怯になったことも

関わりたくないものから目を逸らしたこともあったはずなのに

卒業すればそんなこと忘れて綺麗な思い出にしちゃう。

 

 

 

桐島、部活やめるってよ。』は

思い出話に出てこないリアルで灰色な日常にまっすぐ切り込む。

当時抱いていたのは、綺麗な感情ではなく

もっと後ろ暗いものだったことを思い出す。

美化された青春の思い出は崩れ、その中に隠れていた本当の学生時代と向き合うのは

痛くて辛い。

その反面なんでかちょっと気持ちいい。

たぶん、本当の意味で学生時代を思い返せるからなんだろうな。

 

 

桐島、部活やめるってよ
 

 

 

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大人までの道、それはペンギンハイウェイ

夏の終わりかけ、映画ペンギンハイウェイをみた。

 

 

ペンギンハイウェイ、原作は森見登美彦

今作も森見ワールド全開で、満腹満足。

そして、おっぱい。

 

 

 

人はいつか死ぬ。少年は頭がいいから、それがしょうがないのはわかってる。

お兄さんだから、妹を抱きしめてあげないと。

でも、やっぱり、まだ子供。

そういうゆらゆらを経験して、成長してくんだな。

 

 

少年は、謎が解けたあのとき、たしかに大人に近づいてた。

少年が大人になるまで、あと3000日とちょっと。

あと何回、夏があるんだろう。

どんな物語が待ってるんだろう、どんな夏が待ってるんだろう。

お姉さんと過ごしたこの夏みたいな夏は、もう一度あるのかな。

 

 

森見登美彦の不思議。

彼の話を聞くと、現実と空想の区別がつかなくなる。

この世界がなんでもありみたいに思えてくる。

彼の世界が、実在するかもって、淡い期待。

そんなはずないのに、そんな気にさせられる。

夢見させられる。

この世界のどこかで四畳半の部屋に住むあの人がいて、

先斗町を歩く乙女がいて、

そして、街を歩くペンギンがいるのかもって。

 

小さい時、近所の森でよく遊んでいた。

入り口から、世界がすっかり違うように見えて、不思議だった。

あの森にも、ペンギンいたのかな。

 

 

夏の思い出がもう一つほしい人は、ぜひペンギンハイウェイを。

 

 

インターネットでした、さらば

 

 

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言ってほしい言葉は大体ヤバTが言ってくれる

あさひです

 

理不尽な扱いに腹が立ったとき

理想と現実のギャップに不甲斐なくなったとき

何もうまくいかなくてやるせなくなったとき

元気付けてくれるのは、バカみたいに明るい無責任な言葉だったりして。

 

かっこいい楽曲にクソくだらない歌詞

なんなのこいつらふざけてんのかよ

とりあえずそれでええやんとか無責任なこと言いやがって

そう思うのになんか笑ける。

彼らがバカみたいにうるさくて適当にポジティブなもんだから

なんかつられて元気出ちゃうじゃん

 

彼らの歌詞は適当だけどどこか核心をつく。

それって多分彼らも人並みに凹んだり怒ったりするから。

ほんとは辛いけど俺らは騒ぐよ

そんな雰囲気が滲み出てて愛しい。

 

ヤバイTシャツ屋さんってほんとヤバイよなあ

 


LOTTE×ヤバイTシャツ屋さん 「とりあえず噛む」オリジナルMV

 

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クソみたいな世界のゴミカスは銀杏BOYZ聴いてシコって寝ろ

クソしかいないよな

 

クソみたいなやつらがクソのグルーヴでクソを量産して

 

ゴミカスが、俺らをゴミカスの一部にしようとする

 

クソはクソの上澄みをすすってクソをクソのクソにする

 

クソたちはどうせ嘘も空想もわかんないんだろうな

 

まあ

 

俺には銀杏BOYZがついてるから無敵

 

 

 

銀杏BOYZのプレイリストを爆音で聴いて

 

クソのミゾウチに飛び蹴りかましたい

 

倫理観にゲロぶっかけたい

 

一生変な踊りしてたい

 

スキあらば社会と責任感で対抗してくるやつら全員に顔射する

 

三日溜めて顔射する

 

クソ野郎が

 

俺の人生

 

クソみたいな世界のゴミカスは銀杏BOYZ聞いてシコって寝ろ

 

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卒業間近の「あの」気持ちの辞書『夜のピクニック』

あさひです。

今日紹介するのは夏の青春小説の金字塔『夜のピクニック

 

夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)

 

 

 高校生活最後のイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜通し80キロを歩くという北高伝統の行事だった。「同じクラスの異母兄弟、西脇融と言葉を交わせたら」密かな誓いを胸に甲田貴子は歩行祭に臨む。

 

最後の行事は「歩く」こと。もうただひたすら「歩く」。

単純な行為の最中、彼らは黙々と考える、思い出す。

過去のこと、今のこと、これからのこと。

考えているうちにみんな「卒業」が近いことを意識する。

 

あのとき感じてた漠然とした寂しさとか

飲み込みきれなかった感情

この本はそういうみんなが感じているはずなのに

言葉にできなかったことを教えてくれる。

 

だからなのか、息がつまるような迫力も激しい恋愛もないのにページをめくる手が止まらない。

青春時代に感じたあの「エモさ」

その答え合わせをしているようで心が揺さぶられる。

 

自分の感情に鈍くて、言葉にするのが下手くそで、意味もなく周りと衝突して。

でも振り返るとこんなにも愛しい時代。

 

あの日を思い出したくなったら、夜のピクニックに出かけよう。

 

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